会社案内
ご挨拶
当社は昭和61年に創業し、金属加工(精密板金加工)の仕事をしております。
福岡県東峰村という自然に囲まれた地で、30数年、様々なお客様・技術との出会いに恵まれ、多種多様な部品を加工できる技術を身につけることができました。
少量多品種生産が世の中の主流ですが、その流れに対応できる技術力で、懇切丁寧に、日々製作を行っております。
まだまだ勉強するところもたくさんあり、皆様に知恵を貸してもらうこともしばしばありますが、ひとつひとつ丁寧に解決していく中で会社も益々成長していけたらと思っております。
今までのつながり、経験を大事に、さらにいい製品をお届けできるように日々精進していきたいと思います。
代表取締役
伊藤 豪
会社案内
名称 | 株式会社 宝 |
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代表者 | 代表取締役 伊藤 豪 |
事業所一覧 |
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創業 | 1987年 |
会社設立 | 2006年 |
資本金 | 300万円 |
従業員数 | 23名(令和元年7月1日時点) |
営業品目 |
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主な技術内容 |
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会社沿革
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- 昭和62年
- 宝工業として個人創業開始
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- 平成3年
- 新工場へ移転
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- 平成15年
- 杷木工場を新設
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- 平成18年
- 有限会社 宝 設立・組織変更
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- 平成28年3月
- 経営革新計画承認
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- 平成28年7月
- 平成27年度補正予算「ものづくり・商業・サービス新展開支援補助金」に採択
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- 平成28年7月
- 平成28年度グリーンアジア国際戦略総合特区中小企業設備投資促進補助金に採択
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- 平成28年11月
- 本社工場増築
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- 平成28年12月
- アマダ レーザ加工機 FOMⅡ3015NT 導入
シャトルテーブル LST3015FM2 導入
稼働管理ソフト Vfactory 導入
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- 令和元年10月
- 株式会社 宝に社名変更
会社概要
所在地 |
■本社工場 ■杷木工場 |
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沿革 |
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経営ビジョン
「デジタル技術の積極的活用によるワンランク上の金属加工サービスの提供」
当社は創業当初から懇切丁寧に日々製作を重ねて信頼・技術力を高めてきました。
デジタル技術を活用することで、その重ねるスピードを格段にアップできることができます。また、重ねた情報は正確です。更に、重ねた情報からより新しい価値を生み出すことができます。よって信頼・技術力も格段にアップして、差別化できるものと考えています。そのため、いち早く、それができる体制にもっていくことが重要です。
これから当社は「デジタル技術を活用することを第一に考え、懇切丁寧に日々製作していきます。」
経営ビジョンを実現するための戦略
経営ビジョンを実現するための戦略は以下の通りです。
これら5つの具体策を進め、積極的にデジタル技術活用の基盤を整備していきます。
また、整備した基盤からのデータ収集・活用を実行していく過程において新たな施策の発見を見出し、常に世の中の状況と照らし合わせながら、戦略もアップデートいきます。
- 生産管理システムの構築
見積効率化、受注出荷効率化、図面管理効率化を軸に、生産効率を格段に上げる、生産に関する情報を収集・分析する。
- 個々の人の技量に頼る工程の自動化技術の確立
価格競争にならない部分で自動化技術を確立して、生産能力を格段に上げて収益力を上げる。
- 社内情報共有システムの構築
社内情報や収集データの分析情報等を共有し、生産性、チーム力、付加価値を高める。
- セールス・アフターサポートの変革
今まで懇切丁寧に行っていた箇所をマンパワーでなくデジタル技術を活用し、より多くのお客様に懇切丁寧に対応させていただき、そこから吸い上げた情報を全社共有しそれをもとにさらなる差別化に向けてつなげていくシステムを構築する。
- 社外との連携システムの構築
製造に係る社外関係者(資材取引先・外注取引先等)とも連携システムを構築していく。従来、時間・コストを要していた社外関係者との関係性をお互い連携したシステムを構築することによって、よりスムーズになるように改善していく。この改善により受注ロスの防止やより高付加価値製品の提供を実現していく。
戦略推進のための実行体制
代表取締役兼CIO | 伊藤 豪 |
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各業務担当 | 経営・経理・営業・受注出荷管理・各加工工程(切断・処理・曲げ・プレス・溶接・検査梱包)・品質管理の全社員 |
社外DXパートナー | 株式会社アマダ 株式会社ケーブルソフトウェア 株式会社ダイヘン サンゼンデザイン株式会社 株式会社NIコンサルティング |
協力会社 | 材料仕入関連(ステンレス、アルミ、鉄) 外注加工関連(機械加工、塗装、めっき) |
DXへの対応
DX(デジタルトランスフォーメーション)への対応
DXとは
DX(デジタルトランスフォーメーション)とは、「デジタル技術を活用して行う、ビジネスモデルや業務、組織などの企業活動の変革」を指す言葉です。
社会や精密板金加工業界への影響
社会では人手不足や顧客ニーズの多様化、また商品・サービスのコモディティ化(一般化・同質化)が進んでいます。これらの社会的背景により、企業はデジタル技術を用いたDXにより業務を効率化し、競争力を高めなければ、生き残れない状況になってきています。
精密板金加工業界においても、一部の工程(自動化や半自動化が進めやすい工程)では最新設備導入やデジタル技術導入によって加工技術は一般化されてきており、コスト競争が激化しています。そのため、差別化できる範囲を強化していかなければ、価格競争の波に呑まれて生き残れなくなってきています。そのため、一般化されてきている範囲について、日々の研鑽や設備導入により対応していくことはもちろん、一般化されていない範囲については、積極的にデジタル技術を活用し、強化・変革して、競争力を持たなければいけません。
当社は、下記2つの事項を、強化していく重点ポイントと考えています。
- マンパワーに頼っている当社の信頼に資する部分(提案力・見積スピード・短納期対応・万が一の品質問題時の対応力等)
- 一般化していない範囲の加工技術
上記2つの事項について、積極的なデジタル技術の活用による強化・変革を図り、他社との差別化が実現できるものと考えています。